【旭屋】親父の小言みそらーめん【浪江】
こんにちは、こんばんは、おはようございます、ごきげんよう。
さぁて、2月も半分を過ぎて、
そろそろ寒さの底も通り過ぎたかなと思う候、
極寒の頃から咲き始めたロウバイも徐々に花の数を増やし、
ローレン、ローレン、ローレン♪
ローレン、ローレン、ローレン♪
ローレン、ローレン、ローレン♪
ローレン、ローレン、ローレン♪
ローバーーーーイ!ハイッ!
なんて浮かれるにはまだまだ寒い今日このごろ、
皆さま、いかが春の兆しを感じられているでしょうか。
さて前回まで、何の難行苦行なのかと思うくらい、
6回に渡り食べ続けたクックランド・シリーズも終わり、
心機一転、新たにお送りする新日本ラーメン紀行、
今回ご紹介する一杯はこちら。
親父の小言みそらーめん、
ってなんじゃそりゃ~!?って感じですよね~、
「朝きげんよくしろ。」で浪江町方面ではお馴染みなんだそうだけど、
そんなこと知らんがな(´・ω・`)、
つーか、朝から寝起きでそう簡単にご機嫌になれるわけねーだろー、
それ以外にも人間の器の小ささがにじみ出る、
こまごまとした小言がずらずらり、
こんなことじゃ今どき嫌われるくらいじゃ済まされず、
若者から完全に無視されて、
寂しい老後を過ごすことになってしまいますよ、
お気をつけあそばせ、
などと親父の心配は置いといて、
この「酒粕仕立てのクリーミーみそスープ」って気になるでしょー、
想像するに、まったり、こってり、もぁっとしたスープ、
そんな妄想、そして食欲がかき立てられる味噌ラーメンです。
販売は、福島県相馬市の旭屋さん。
この旭屋さんと言うと、
以前ご紹介した「なみえ焼そば」の販売者が旭屋だったんですけど、
その時に表記されていた住所は福島県双葉郡浪江町、
微妙に異なっていて似て非なるものなのか、同じ会社さんなのか、
その辺りは不明なので悪しからず。
ご開封~、
中身は普通に平凡な普遍的インスタントラーメンの姿、
麺とスープのツーピース構成、
もはや見飽きた風景ですね。
スープが良く絡みそうな縮れ具合の麺、
味噌ラーメンとしては細めだけれども、
麺をガバッと箸ですくい上げた時、
スープがぬめっとまとわりついてきそうな、
そんな麺でもあります。
ホップ・ステップ・ジャンプな作り方。
麺が細めな分、ゆで時間も1分半と短め。
どんぶり、スープ、トッピングする具材などあらかじめ準備してから、
吹きこぼさないよう一点集中して麺を茹でましょう。
そしてこれが完成図。
野菜炒めにチャーシュー、コーン、そしてシナチク、
我ながら美味しそうにできました、
冷めないうちにとっとといただきましょう、
まぐまぐまぐ。
むほーっ!んまーっ!
酒粕の香りに辛さがプラス、
野菜からか甘みもほんのり加わって、
これはんまいっ!
細めの縮れ麺も想像通り麺とよく絡んで、
うんま~~いっ!
と感嘆しつつ、浪江町でもう一つ思い出すのはあの大震災、
あれからもうすぐ丸7年、
長いような短いような、人それぞれ感じ方は異なるのでしょうけど、
いまだに帰ろうにも帰れない人もいれば、
もう帰ることを諦めた人もいるとのこと、
故郷離れた遠い地で、
昔聞いた親父の小言を頭に浮かべながら、
味噌ラーメンでも食べて、ほっこり体を温めていただきたい、
そう願う冬の休日の一コマでした。
ごちそうさまでした。



寒い寒いといいながらも、
時々、日中は暖かい日がほっこり顔をだすようになったこっち地方、
梅の花もチラホラ、見られるようになってきました。
いいですよね~、梅、ワタシ好きなんです、
あのほんのり甘い香りもいいし、
期間が長く咲き続けるのもいいですよね、
桜に比べると地味ぃ~だけど、
春を先導する露払いみたいで、どこか心がワクワクします、
つーところで、今回はこの辺で、
梅が咲いたからと言っても、
そして羽生さんが負けて羽生くんが勝ってと熱い一日を過ごしても、
まだまだ外は寒いですから温かくしてお過ごしください、
では、次に会う日までお元気で、
それでは皆さん、ごきげんよう(^O^)ノシ
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